ウルミベルク(独: Urmiberg、ウルミーベルクとも)は、スイスのリギ山のうち、シュヴィーツ州に広がる東側の山麓地域。主としてインゲンボール市のブルンネン町に属する地域である。リギ山の東山塊のうち、リギ・ホッホフルー峰の東側の山麓で、休憩所があり展望が美しい標高1,395mのゴッテアトリ峰を中心とする。

概要

ウルミベルクは、標高1,698mのリギ・ホッホフルー(Rigi Hochflue)から、東北に向かって始まる。上部の尾根は、インゲンボール市とラウエルツ市の境界を走る。ラウエルツ市側の西北側斜面は、ビュエラーベルク(Büelerberg)と呼ばれている。

ゴッテアトリ峰付近からファーレン川(Fallenbach)が南に流れ、フィアヴァルトシュテッター湖(ルツェルン湖)に注いでいる。湖への河口付近にはかつてファーレンバッハホテルがあって、1994年に外国人を排斥する過激派のマルセル・シュトレーベル(Marcel Strebel)が警察官に発砲した事件で全国的に有名であった。

リギ鉄道によって運営されているケーブルカー・ウルミベルク線(Urmiberg Bahn)が、標高436mのブルンネン西郊から、ウルミベルクの真ん中にあたる標高1,128mのティンペル(Timpel)まで通じている。ティンペル駅の隣には、レストラン「ティンペル牧場」(Timpelweid)があり、食事と眺望を楽しめる。

山から突き出た奇岩「オーバー・ブルンニベルク」と「ウンター・ブルンニベルク」があり、特にオーバー・ブルンニベルクはドゥーメ(Duume)という愛称で有名である。

風景

外部リンク

  • ウルミベルク線ケーブルカー
  • レストラン・ティンペルヴァイト
  • ウルミベルクの民族音楽

脚注


シュヴィーツ周辺ハイキング(ブルンネン~ゲルザウ~フィッツナウ)

【ブランドのすべて】ウルベルク(3/全4話) 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

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