リーズ・ドゥ・ラ・サール(仏: Lise de la Salle、1988年5月8日 - )は、フランスのピアニスト。

リーズ・ドゥ・ラ・サールは1988年5月8日にシェルブールに生まれた。4歳でパリのセルゲイ・ラフマニノフ音楽院に学び、8歳でパリ音楽院に入学、12歳でプルミエ・プリ(第1席)で卒業する。

9歳で行われた初リサイタルはラジオ・フランスで放送された。2001年の第7回エトリンゲン国際ピアノ・コンクールに出場して第1位となり、併せてベーレンライター賞を受賞する。1998年から2006年までパリ音楽院の大学院課程でパスカル・ネミロフスキやブルーノ・リグットに学んだほか、ジュヌヴィエーヴ・ジョワから助言を受けている。

2001年から国際的な演奏活動を開始し、ベルリンのコンツェルトハウス、ハリウッド・ボウル、東京芸術劇場、ウィグモア・ホール、メトロポリタン美術館、アムステルダム・コンセルトヘボウ、シャンゼリゼ劇場などで演奏を行っている。

ジェームズ・コンロン、ファビオ・ルイジ、フィリップ・ヘレヴェッヘといった指揮者と継続的に共演を行っているほか、チャールズ・マッケラス、マレク・ヤノフスキ、セミヨン・ビシュコフ、ローレンス・フォスターなどと共演している。

ドゥ・ラ・サールは2012年のインタビューで、もっともお気に入りの作曲家はバッハ、モーツァルト、ベートーヴェンの3人であり、それに付け加えてヴィヴァルディも好きだと述べている。

出典

  • 公式ウェブサイト

Lise de la Salle Bach Unlimited 1/ Bach Italian Concerto BWV 971

『ポートレイト』 リーズ・ドゥ・ラ・サール(+DVD) HMV&BOOKS online V5310

【リーズ・ドゥ・ラ・サール】 Message from リーズ・ドゥ・ラ・サール 水戸芸術館コンサートホールATM

ピアノ協奏曲全集、パガニーニの主題による狂詩曲 リーズ・ドゥ・ラ・サール、ルイージ&チューリッヒ歌劇場管(3CD)(日本語解説付

リーズ・ドゥ・ラ・サール ピアノ・リサイタル|ABCクラシックガイド