小松 勇次(こまつ ゆうじ、1893年〈明治26年〉12月20日 - 1962年〈昭和37年〉7月29日)は、日本の政治家。衆議院議員(2期)。熱海市長。
経歴
静岡県で小松鹿太郎の長男として生まれる。旧制韮山中(現・静岡県立韮山高等学校)卒。農業・漁業を営み、多賀村議、同村長、熱海市議、静岡県議を経て、1947年の第23回衆議院議員総選挙において静岡2区から民主党公認で立候補して初当選。2期務め、1952年の第25回衆議院議員総選挙で改進党から立候補したが落選した。
その後、1956年に熱海市長となり、1960年にも再選された。観光都市熱海の発展に尽力した。再選から2年後の1962年、在職中に死去した。
この他、熱海市漁業会理事、駿河銀行支店長、横浜興業無尽取締役社長なども務めた。
脚注
参考文献
- 歴代知事編纂会編『日本の歴代市長』第2巻、歴代知事編纂会、1984年。
- 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 『新訂 政治家人名事典 明治~昭和』日外アソシエーツ、2003年。ISBN 9784816918056




