Leszynski命名規則(レシンスキーめいめいきそく)とは、Microsoft Accessでの開発向けに考案されたハンガリアン記法の変種である。Leszynski Naming Conventionを略してLNCとも表記される。
いわゆるハンガリアン記法の二面性の双方を有し、オブジェクトの命名においてはアプリケーションハンガリアンであるが、フィールド名などの命名においてはシステムハンガリアン的である。
概要
LNCは以下の書式で4つの要素より構成される。
- [接頭辞]タグ[基本名][接尾辞]
タグ以外は必須ではないが、通常はオブジェクトを区別するために基本名と組み合わせて用いられる(例:tblCustomer)。また、接頭辞とタグは小文字で始め、基本名と接尾辞は大文字で始めるようにキャメルケースを用いる。
LNCには2つのレベルがあり、包括的で習熟が容易なレベル1と、アプリケーション開発を想定したレベル2が定められている。例としてデータベースオブジェクトのタグを以下に示す。
その他の要素
参考文献
- “Naming Conventions for Microsoft Access (Archived Microsoft Access Content)” (1994年5月25日). 2008年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月15日閲覧。
関連項目
- ハンガリアン記法
- 命名規則 (プログラミング)
外部リンク
- Access 97 Expert Solutions - Appendix C
- RVBA Naming Conventions - Xoc Software (RVBA Conventions, Maya Calendar, et.al.)




