グルーヴ・マーチャント(Groove Merchant)は、1970年代のアメリカに存在したジャズとR&Bのレコードレーベル。音楽プロデューサーのソニー・レスターが運営し、ピックウィック・レコード (Pickwick Records)が配給した。注目すべきアーティストには、チック・コリア、オドネル・リーヴィ、バディ・リッチ、ジミー・マクグリフ、ロニー・スミス、ライオネル・ハンプトンがいた。レスターは後にグルーヴ・マーチャントを閉鎖し、それをレスター・ラジオ・コーポレーション(またはLRC)として編成し直した。伴い、TKレコードが一定期間の配給を担った。レスターは、グルーヴ・マーチャント/LRCのバックカタログの権利を依然として保持しており、それらをコンパクトディスクに独立して配給している。
ディスコグラフィ
500シリーズ
グルーヴ・マーチャント500シリーズは、1971年から1974年の間にリリースされた34枚のアルバムで構成されている。
2200シリーズ
2200シリーズは、1972年にリリースされ、ソニー・レスターがさまざまな他のレーベルのためにかつてリリースしたマテリアルおよび/または未発表のマテリアルを特徴とする5枚のアルバムで構成されていた。
3300シリーズ
3300シリーズは、1973年から1976年の間にリリースされた16枚のアルバムで構成されている。
4000シリーズ
4000シリーズは、1974年から1975年にリリースされ、かつて発表されたマテリアルによる12枚の2枚組LPコンピレーションで構成されていた。
- GM 4400 ライオネル・ハンプトン : The Works! ※後に『Hamp's Big Band Live!』(Glad-Hamp)と『Good Vibes』(51 West/CBS)という1枚物のLPとしてリリースされた
- GM 4401 カーメン・マクレエ : Velvet Soul ※『It Takes a Whole Lot of Human Feeling』『Ms. Jazz』をコンパイル
- GM 4402 リチャード・グルーヴ・ホルムズ : Hunk–a–Funk ※『Night Glider』『New Groove』をコンパイル
- GM 4403 ジミー・マクグリフ : Flyin' Time ※『Fly Dude』『Let's Stay Together』をコンパイル
- GM 4404 ルーベン・ウィルソン : Bad Stuff! ※『The Sweet Life』『The Cisco Kid』をコンパイル
- GM 4405 Various Artists : Blues in Concert ※『Jimmy McGriff/Junior Parker』『Very Live at Buddy's Place』『Concert: Friday the 13th - Cook County Jail』『Giants of the Organ in Concert』からの選曲にダコタ・ステイトンのライブ音源2曲を加えてコンパイル
- GM 4406 チック・コリア / マイク・ロンゴ : Piano Giants ※『Sundance』『Funkia』をコンパイル
- GM 4407 バディ・リッチ : Tuff Dude! ※『The Roar of '74』『Very Live at Buddy's Place』をコンパイル
- GM 4408 オドネル・リーヴィ : Hands of Fire ※『Black Velvet』『Simba』をコンパイル
- GM 4409 ジミー・マクグリフ & リチャード・グルーヴ・ホルムズ : Supa Cookin' ※『Giants of the Organ Come Together』『Giants of the Organ in Concert』をコンパイル
- GM 4410 ダコタ・ステイトン : Confessin' ※『Madame Foo-Foo』『I Want a Country Man』をコンパイル
- GM 4411 ラッキー・トンプソン : Illuminations ※『Goodbye Yesterday』『I Offer You』をコンパイル
参照
- レコード会社一覧
脚注
外部リンク
- LRC-Groove Merchant Records公式ウェブサイト
- グルーヴ・マーチャントのディスコグラフィ - Discogs




