コンボ66』(Combo 66)は、アメリカ合衆国のジャズ・ギタリスト、ジョン・スコフィールドが2018年に録音・発表したスタジオ・アルバム。

背景

アルバム・タイトルは、当時のスコフィールドの年齢に由来しているのに加えて、本人はブラジル'66や「ルート66」を例に挙げ、「66」がジャズ界で最もクールな数字だと語っている。本作のレコーディングには、1990年代よりスコフィールドと活動を共にしているビル・スチュワートに加えて、新メンバーのヴィセンテ・アーチャー(ロバート・グラスパー・トリオのレギュラー・ベーシスト)とジェラルド・クレイトンが迎えられた。「キング・オブ・ベルギー」は、ハーモニカ奏者トゥーツ・シールマンスに捧げられた曲である。

評価

イアン・パターソンはAll About Jazzにおいて5点満点中4点を付け「ビル・フリゼールと同様、スコフィールドも60代になってからは以前よりも幾分落ち着き、一音一音が豊潤で、個々のフレーズも熟慮されているが、長年のファンを満足させるに十分な火花散る演奏も聴ける」と評している。Matt Collarはオールミュージックにおいて5点満点中3.5点を付け「幾分派手さに欠けるアルバムだが、スコフィールドがなおも音楽的な成熟を深めていることが示されている」と評している。また、ウィル・レイマンはPopMattersにおいて10点満点中7点を付け「近年のスコフィールドはストレート・アヘッド・ジャズに回帰しながらも、以前に培ってきた、聴き手の心だけでなく足も動かすジャム・バンド風ジャズの純粋な楽しさも、奇跡的に引き継いでいた。『コンボ66』は正に、そうした音楽性の最適解である」と評している。

収録曲

全曲ともジョン・スコフィールド作曲。

  1. キャント・ダンス - "Can't Dance" - 7:32
  2. コンボ・テーマ - "Combo Theme" - 7:21
  3. アイコンズ・アット・ザ・フェア - "Icons at the Fair" - 5:32
  4. ウィラ・ジーン - "Willa Jean" - 7:59
  5. アンクル・サザン - "Uncle Southern" - 5:39
  6. ダン・スウィング - "Dang Swing" - 6:08
  7. ニュー・ワルツォ - "New Waltzo" - 8:52
  8. アイム・スリーピング・イン - "I'm Sleeping In" - 5:04
  9. キング・オブ・ベルギー - "King of Belgium" - 6:20

日本盤ボーナス・トラック

  1. リンギング・アウト - "Ringing Out" - 8:55

参加ミュージシャン

  • ジョン・スコフィールド - エレクトリック・ギター
  • ジェラルド・クレイトン - ピアノ、ハモンドオルガン
  • ヴィセンテ・アーチャー - ダブル・ベース
  • ビル・スチュワート - ドラムス

脚注


CB66

Modellgeschichte Volvo 66 Kombi

Pictures of Volvo 66 DL Kombi 197580 (1600x1200)

Modellgeschichte Volvo 66 Kombi

Volvo 66 DL Kombi 1975 3D 모델 차량 on 3DModels