フセヴォロド2世(古ルーシ語:Всеволодъ Олговичь、? - 1146年8月1日)は、キエフ大公(在位:1139年 - 1146年)。スヴャトスラフ2世の孫で、チェルニゴフ公オレグ1世の長男にあたる。母はビザンツ皇女テオファノ。
概要
1112年にはルーシによるポーロヴェツ遠征に参加。1127年に、叔父のヤロスラフを追放して、チェルニゴフ公になる。ヤロポルク2世死後、キエフ大公位を継いだ弟ヴャチェスラフを追放し、キエフ大公位に就く。彼の死後、大公位を弟のイーゴリに遺した。
子女
ムスチスラフ1世の娘アガフィヤ(マリヤ)を妻とし、3男2女をもうけた。
- スヴャトスラフ(1123年頃 - 1194年) - キエフ大公
- ヤロスラフ(1139年 - 1198年) - チェルニゴフ公
- ウラジーミル
- アンナ - 幾つかの年代記によれば、ガーリチ公イヴァン・ヴァシリコヴィチと結婚
- ズヴェニスラヴァ - ポーランドのシロンスク公ボレスワフ1世ヴィソキと結婚




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